罫線は印刷して見る(読む)人のためにある

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はてブの人気エントリーを見ていたら、「罫線を撲滅したい - good2nd」というエントリーを知った。
私も見たが、「センスのいい、美しいデザインの履歴書 | コリス」を読んで感じたことの様だ。

確かに罫線がたくさんあって打ちにくいドキュメントは作成していてイライラしてきます。もっと他にやらねばならないことがあるのにと。私も以前は罫線を極端に憎んでおりました。

しかし最近、罫線は読む人のためのものであると考えて、アリなのかなと思っています。
特に定型でずっと変わらず情報量が多い文書は人が紙で高速に処理するために、見たい項目を位置で分りやすくできる罫線は必須だと思われます。その代表が履歴書ですね。各人がそれぞれオサレだが、書いている内容の位置が違う履歴書をもってきたら、それを大量に処理しなければいけない大企業の採用担当は大変です。ただ、履歴書をひと味違う自分をアピールするためツールとして使える職種・業種ならこの限りではないと思いますが(笑)

また、紙を使わないにしても、人が目で見て処理をしなければいけない場合(コンピュータに近いところで言えばソフトウェアの仕様書などもそれに含まれそうです)、ただ書くだけよりも、書く方の負担にはなるが、読む側への理解を助ける目的で面倒なフォーマットをすることになりがちです。

まぁ、good2nd さんも「読み易けりゃいいんじゃないの?」と書いている通り、それは分っていてセンセーショナルなタイトルでやり過ぎなケースに対して問題提起しているのであろうなぁ。

罫線が面倒でイライラするときは、見る人のために少し頑張ってあげようかな、なんて考えれば、少しは精神的に良いかも知れません。



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このページは、iwazerが2008年3月 8日 21:33に書いたブログ記事です。

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