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Mac OSX EvernoteでMarkdownを書いてMarkedでプレビューする

Evernoteは思い付いたことをメモしておくインフラとして重宝していますが、標準のマークアップがイケてない上に、プレインテキストでもないためどうにも扱いが難しいです。プレインテキストで全プラットフォーム対応のメモアプリ作ったら結構、需要あるんじゃないかと思うくらい(笑)

今回はその話ではなくて少しでもEvernote.appを使いやすくするためのTipsとなります。

Evernote.appを使った表示・編集がいささかイケてないマークアップなのはもう諦めて、ほぼプレインテキストでも可読性が高いMarkdownで書いておくことにします。

特別な修飾をせずにMarkdownでノートを書き、書きながらプレビューする方法がないか探してみたところ、こちらを発見した次第です。

Marked Bonus Pack (scripts, commands and bundles)

サイトのWatchers>Evernoteというところにeverwatch.rbを起動しておくと最新のノートをMarkedでプレビューして確認できるということが書いてある。

これは捗りそうとダウンロードしてきて試してみましたが動きません...

短いRubyプログラムなので中をみてみると、

と書いてあるのですが、ここをlsしてもNo such file or directoryである。

おそらく先日のEvernote.appのメジャーバージョンアップでデータのローカルでの格納場所が変わってしまったのでしょう。

ここを修正するだけで済むなら簡単なので、Googleで今の場所を探すために検索してたらメンテされている版がGitHub上に見つかりました。

GitHub spetschu / everwatch

起動する前に、ローカルデータの格納場所のパスにEvernoteのユーザ名が含まれていてスクリプトを編集する必要があります。

こうなっている行です。

youraccountをEvernoteユーザ名に変更すれば動くのですが、直接埋め込むのはちょっと気持ち悪いので少し改造しました。

GitHub iwazer / everwatch

最初のコマンドラインオプションとして、もしくはEVERWATCH_ACCOUNT環境変数としてEvernoteアカウント名を指定するか、Mac OSXのユーザIDがEvernoteアカウント名と同じであれば、何も指定しなくてもパスを生成できるようにしました。

また、オリジナルではMarkedがすでに起動している状態ですとプレビュー用のファイルを開けなかったのを修正してあります。

README.mdに追記しておいたとおりスクリプトを起動するだけで使えます。

やってみると思いの外、快適でして、このエントリーもEvernote+Markedで下書きしております。

スクリーンショット 2013-05-28 11.25.20.png

会社ではRedmineのWikiで<code class="<lang name>">を使い、個人的にはGistに当ブログにコードを貼ったり、Private(とは言ってもURLが類推しにくく検索エンジンに拾われないだけ)なTipsを残したりします。 最近ではQiita(キータ)という素晴らしいサービスもできました。

オープンに知らしめすコードはそれでもいいのですが、たまに世間様に見られないどこかにコードスニペットを残しておきたくなることがあります。

保存先として最も適してると私が思うのはEvernoteなのですが、一見コードを綺麗に表示するといった機能はなさそうに見えます。

だがしかし!ページをクリップしたり、HTMLをコピペしたりすると、ちゃんとスタイルが維持されているじゃないですか。

すでにシンタックスハイライトされたコードをコピペすればどうなるか。

Gistを使ってやってみます。

これをEvernoteにコピペしてみると

20120217_01.png

できたヽ(´ー`)ノ

インデントもしっかり保存。

20120217_02.png

タグ付けなんかをしっかりしておけば探しやすいし、スニペット専用ノートブックにまとめておけば検索もしやすい!

ローカルスニペットはこれでいいな〜。弱点は、Gistなどに一度上げてあげないといけないのが少し面倒な事ですね。

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