「あけましておめでとうございます」タイトルのエントリーのひとつです

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たぶん、今日は「あけましておめでとうございます」というタイトルのエントリーが数千、数万と書かれると思われます。

2000年から8年目、平成から20年目。そろそろ未来都市が実現してそうな未来になってしまった感があります。
ビルの間にチューブがたくさん伸びていて、その中をすごいスピードで何かが走っている。
大気が汚れていて直接外気を呼吸できなくなったからに違いありません。

そんな連想が飛び出したのも、昨日(去年?)の部屋の片付け(まだ終わってないが…)で、15年くらい前になりますか、に買った 宇宙戦艦ヤマト(豪華版) が出てきて、片付けもそこそこに読みふけっていたからでありますが。

CPUのスピードアップの予言、ムーアの法則が守られているにもかかわらず、SFの世界がいっこうに近づいてくる気配がない。無駄に装飾が多い松本零士の様な世界は実現しませんか?計器むき出しに夢とロマンを感じます。
そういえば、攻殻機動隊の世界には近づいている気がするな。こっちはなんというか、現実的で実際に痛そう。

話は変わって、去年の後半は筒井康隆に再度はまっておりまして、連続でたくさん読んだのですが、本棚を整理してみると「旅のラゴス」が2冊ある。奥付をみてみると、1冊はこないだ買った平成19年1月15日十刷。1冊は平成6年3月25日発行、となっている。表紙は(古い方が黄ばんでいること以外)全く同じだがISBNは10桁から13桁になっているし、著者近影や著者解説がかなり違うなど歴史を感じさせる。

去年読んだベスト5に間違いなく入り、感銘を受けた小説であったのだが、読んだ記憶がない。というか持っていること自体知らなかった。確かに私は結構、内容を忘れてしまい、もう一度読むとまた新鮮、1粒で2度おいしい、という経験が多いのであるが、読んだかどうか、面白かったかつまらなかったかといった感想はかなり覚えている。こんなに面白い小説を忘れているはずもないので、積読であったのであろう。もったいない話だ。

昨今、デフレと騒いでおりますが、この「旅のラゴス」文庫の初版の値段は350円。対して十刷では438円。共に税抜き価格である。25%アップというところか。それほど物価が上がった気はしないし、文庫の値段など全く変わっていないのではないかという印象であったが、やはり物の値段は上がっているのだなぁ。

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このページは、iwazerが2008年1月 1日 00:20に書いたブログ記事です。

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