「B」で生きる経済学

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「B」で生きる経済学 森永卓郎著読了。

複数の本を並列に、寝る前、TVのCM中、通勤中、風呂、など色々な場所で読むので、休日に複数読み終わることが良くある。今日もそういう日かな。

シンプル人生の経済設計からより具体的に年収300万円で生きていくための考え方と実践方法を説いた本。
読みながら、確かに魅力的な提案ではあるのですが、氏が言う「B」(年収300万円クラス)が余裕のある人間的な生き方ができるクラスになるのでしょうか?ふたを開けてみればスーパーエリート「A」以外は全て、「C」(年収100万クラス)という未来も現実として考えられるなと。現在の中流(概ね、年収500~1000万かな?)の人達と同じくらい働いて300万になるんじゃないのと。
幸福で人間的な生き方を考えるきっかけとなる良書ですが、将来の企業が氏の考えているほど甘いものであるかどうか、そこが問題です。



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このページは、iwazerが2003年11月16日 18:54に書いたブログ記事です。

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