Mac OS Xファイル選択ダイアログの知ってると捗るTips
知っていると格段に捗るMac OSXのファイル選択ダイアログのTipsを紹介します。
以降でのディレクトリと言っているのはフォルダの事です。私はUnix育ちなのでディレクトリの方がしっくりくるので...
選択しているファイルの確認がスペースでできる
ブログを書いていて、アップロードする写真を選択しているときなど、ファイル選択ダイアログから写真自体を確認したときが良くあります。
OSXのFinderやファイル選択ダイアログのアイコン表示はかなり小さいので似ている画像が複数ある場合、分かりにくいです。
そんな場合、確認したいファイルを選択状態にしてスペースキーを押すと画像をポップアップで大きく表示してくれます。
この機能はファイル選択ダイアログだけでなくFinder全般で使えますし、画像意外にもPDFやエクセルを含むスプレッドシートやワープロ系ドキュメントなど非常に多くのファイルフォーマットに対応しています。
アプリを起動して確認するのに比べて高速なのも使い勝手の良い点です。
パス指定で入力できる
ファイル選択ダイアログが表示されている状態でCommand+Shift+G
を押すと1行入力がポップアップします。ここにファイルパスを入力することによって直接ファイルやディレクトリを指定することができます。
ディレクトリを指定するとそのディレクトリを開いた状態に、ファイルを指定するとそのファイルが格納されているディレクトリを開いて、指定したファイルを選択状態にします。
ディレクトリを辿って指定しづらいファイルを、Terminalなどからコピーしたパス文字列で指定できて非常に便利です。
非表示ファイルを表示できる
デフォルトではドット"."で始まる隠しファイルや、/usrディレクトリなどのシステムファイルはファイル選択ダイアログでは表示されません。
システム全体で隠しファイルを表示状態にすることもできますが、ごちゃごちゃするので普通の時は隠しておいて、必要なときだけ表示したい。
上記のスクリーンショットの状態でCommand+Shift+.
を押すと次のように一時的にずらっと非表示ファイルが表示されて指定できます。
現在開いているディレクトリをFinderで表示できる
ファイルを指定しようとして何かのアプリからファイル選択ダイアログを開いているわけですが、ちょっとそのディレクトリをFinderで作業したいという事がたまにあります。
そういうときはCommand+R
を押します。
表示しているディレクトリが選択状態でFinderを開いてくれます。
Finderからドラッグ&ドロップできる
すでにFinderでは開いているのに、アプリから表示されたファイル選択ダイアログは全く違う場所にいる場合、ディレクトリを辿って指定するのは面倒です。
そんな場合はFinderからファイル選択ダイアログにファイルやディレクトリをドラッグ&ドロップできます。
ディレクトリをファイル選択ダイアログにドロップすると、そのディレクトリに移動します。
ファイルをファイル選択ダイアログにドロップすると、そのファイルが格納されているディレクトリに移動して、ファイルを選択状態にしてくれます。
まとめ
- 選択しているファイルの確認がスペースでできる
- パス指定で入力できる
- 非表示ファイルを表示できる
- Finderからドラッグ&ドロップできる
知ってれば少し便利になる機能なので活用してください。
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