去年に引き続き、今年読んだベスト5を選んじゃいます。
さて、今読ミから今年、ぼくが読んだ本を評価が高い順に並べ替えたリストはコレです。
今年からは評価10はよっぽどのことがない限り付けない事にしたので、評価10付いているのは文句なく、選ぼう。
あ、でも「後宮小説」は再読だから、今回のベストの対象外にします。
素晴らしい!主人公である人工知性体オーヴィルの悲しみが心に刺さる(>ω<) 時間遡行ものと聞くと、あぁあーゆーのかー、と勝手にターミネーターとかを想像して食傷するかもしれませんが、非常にうまく使っていて退屈しない上に分かりやすい。 映画化されないかなぁ。絶対観る。
学生に戻ってこういう生活をしたい。久々に読み切るのがもったいなく感じました。伊坂幸太郎、やっぱすげー面白い。
そう言えば、去年も伊坂幸太郎がおれベスト2位ですな(笑)
性同一性障害に苦しむ親友を迷い悩みながら助けるナオキ。しかし最終的には自分も救われていた事に気づきます。ナオキとかなみのその後をもう少し読みたい気分にさせる、非常に良いラストでした。
それぞれ独立した11章からなるお話。最初の章でここがクライマックスなのでは?という感動なのですが、後の章へ読み進むほどにそれが大きくなる。
重い内容なのに、登場人物の突拍子もない振るまいで軽くいなして、でも最後にキュンとさせ、ぞっとさせ、男と女について考えさせる。すごい!
この本を友達に薦められて、今年は野島伸司を沢山読みました。
数学のモデルによる自動売買って胡散くさい。それに勝ったまま勝ち抜けできるシステムじゃないと。
ポジションのアンワインドによって市場そのものを破壊して自分も危機になるなんて頭がいい人のやることとはとても思えないんですが。
その点、登場人物の一人エド・ソープはその辺りの引き際が良くて憧れる。
結局はナシーム・タレブの言うように勝ち続けている奴はツキ続けているだけだってのが真理な気がする。
花宵道中 (新潮文庫)
スコットランドヤード・ゲーム
三国志〈第5巻〉 (文春文庫)
西遊記〈4〉 (文春文庫)
天平冥所図会
辺りでしょうか。
読書量が年々減ってきていて、5冊選ぶのがあまり大変じゃなくなってきているのが逆に残念な感じです(笑)
今年は図書館を使い始めたのも読書ライフの助けです。ただ図書館だと期限があるので速く読める本も期限に合わせてゆっくりと、期限内に読めない本は、諦めて返しちゃうとかあって、なかなか(汗)
借りたり返しに行くのも、一番近い図書館が普段通過する駅にあるので、ちょっと面倒。
なので新刊で外さない著者の本は買い、古くて良く分からないのを図書館で借りようと思います!
さて、さすがに来年はもっと本を読むぞっと!
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