やる気

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年末に買ったほぼ日手帳2008は予想通り、かなりの満足具合である。とは言っても1日1ページ、つまり見開きで2日なので、油断をすると、見開きで真っ白なエリアが残ってしまう。仕事で決まったスケジュールがぎっしりというわけでもなく、やはりクラス図やフローやロジックなどはノートや裏紙に書き殴るので、逆に手帳では全く足りない。

そうすると手帳のサイズを活かして常に持ち歩き、日記代わりに何か思いついたら、すぐさま書き留めなければなりません。もちろん今年の(小学生的)目標でありますから、出来る限り書いていくつもりである。むしろ、たくさん書きたくて仕方なくなり、過去のページの大きな余白も使うつもりですらある。

ほぼ日手帳には「日々の言葉」という欄があり、おそらく「ほぼ日刊イトイ新聞」に載った言葉なのではないかと思われる。ほぼ日サイトは、たまにみるが頻繁にチェックしているわけではないので、違うかも知れない。

その「日々の言葉」1/12に

やりはじめないと、やる気は出ません。脳の「側坐核」が活動するとやる気が出るのですが、側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので。<『海馬』より>
という言葉が載っていて、なるほどと思った。

概ねテレビやビデオやDVDを観るという行為は、現実逃避というか、本当にやりたいことを始めるのが億劫で、逃げている状態である。少なくとも私はそうだ。本当にやりたいことなのに逃げるという辺り、書いていておかしい気もするが、自分はそうなのだから仕方がない。

ところが一度、やり始めると俄然やる気が出る。やり始めればこっちのものなのだ。が、それがなかなかに難しい。時間があると思っていると特にそうである。

ブログを書くのも同じだ。1エントリー書ききるのは面倒だなぁとか、文章は苦手だし駄文を書き散らすのは如何な物かなぁ、とかと常にぐだぐだしている。それが、いったん書き始めたら、わりと夢中になって、気づいたら結構書いてしまうし、そう、書き始めるとやる気が出る。

やる気が出ないなぁと思ったら、思い出したい。「やりはじめないと、やる気は出ません。」

ところで『海馬』というのは何であろうか。ググってみると、しかり、ほぼ日の連載であった。そして本も出ていた。これは是非とも読みたいところである。かすかに思い出したが、おそらくどこかの書店で手にとってパラパラ見た事があった。おぉ著者は進化しすぎた脳の池谷裕二氏であった。これは評価9としたが、10にしようか迷った記憶がある。面白かった。そうだ、以前、手に取ったときは、すでに他の本を何冊か抱えていて、面白そうだが、更に荷物になるなぁなどと考えて買わなかった気がする。

海馬―脳は疲れない (新潮文庫)、近いうちに買うことが決定なのである。今読ミのiwazer評価をお楽しみに(笑)

もうひとつ「側坐核」とは何であろうか。『海馬』を読めば分るのだろうし、ひょっとしたら読了している進化しすぎた脳にも出てきてた可能性があるが、ネット世代の若者ぶって、すぐにグーグルに聞いてみると、いろいろと出てくる。煙草とも関係があるようで、さらに話題は膨らむのであるが、もう十分か。読み方は「そくざかく」で良いらしい。

やはり、書き始めると、それなりに考えが膨らんでいくし、楽しくなってくる。



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このページは、iwazerが2008年1月14日 02:46に書いたブログ記事です。

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