小説 山本勘助

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今、読みふけっている小説。

野望〈上〉―信濃戦雲録 第1部
野望〈下〉―信濃戦雲録 第1部 井沢元彦著

古代中国小説(三国志まで)が大好きで、日本史にはそれほど興味がなかったのですが、この著者、井沢元彦氏の「逆説の日本史」シリーズにより、日本史熱が高まっている私です。

井沢元彦を最初に読んだのは、邪神復活―「忍者レイ・ヤマト」シリーズ〈1〉で、初出が1987年ということなので、おそらく大学に入ってすぐの事でしょう。現代の忍者を題材としたフィクションです。この小説自体は今で言うライトノベルなのですが、著者の歴史観が見え隠れしていました。

その後、思想、宗教的な著書(いずれ紹介したいと思いますが)から、「逆説の日本史」を経て、たどり着いたのが、この本格歴史小説「野望(上)(下)」です。元々ストーリーは面白い上に、歴史知識も下手な学者より数段豊富な著者の描く、山本勘助(恥ずかしながら逆説を読むまで全く知りませんでした…)と武田信玄の天下統一へ向けての険しき道。その序章。ぐいぐい引き込まれて止まりません!

今、下巻の終盤辺り。今夜読み終えてしまいそうです。

しかし、これで終わりではありません。このあと第二部の「覇者」へと続きます。既に入手済み(嬉)



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このページは、iwazerが2007年4月22日 01:39に書いたブログ記事です。

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