戦略的ERPの実践

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戦略的ERPの実践 近安理夫著

明日から行くところの社長にとりあえず、読んでおくようにと言われて渡された本。
企業はグローバルスタンダードを目指して業務プロセスの標準化を行うためにERPシステムの導入が良いという話。
この本を読んで考えたことは、多くの日本的な商習慣を変えなければERPパッケージを適用しても意味がないのだが、それこそが非常に面倒な作業だろうということ。とは言ってもいつかは世界へ目を向けなければいけない企業であれば、どんなに困難であっても業務プロセスの標準化は避けらない。どういうふうにうまく計画、設計、実施するかが良いシステム屋としての条件だろう。
本書にはERPシステム自体の機能的な説明はまったくないので、まだ経験がない私にとって、ほとんどが想像になってしまうのだが、ERP導入か、(新規開発含め)その他のシステムを導入か、既存システムの修正か、それらの複合か、どれを提案すれば良いのかをその時々に適切に判断できるように経験を積む必要があると思った。



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このページは、iwazerが2003年11月 3日 15:51に書いたブログ記事です。

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