SHA-1の衝突の確率

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分かりやすいのかどうなのかイマイチ判断しづらいが面白い例えw

SHA-1 の衝突を見るにはどうしたらいいのか、ひとつの例をごらんに入れましょう。地球上の人類 65 億人が全員プログラムを書いていたとします。そしてその全員が、Linux カーネルのこれまでの開発履歴 (100 万の Git オブジェクト) と同等のコードを一秒で書き上げ、馬鹿でかい単一の Git リポジトリにプッシュしていくとします。これを五年間続けたとして、SHA-1 オブジェクトの衝突がひとつでも発生する可能性がやっと 50% になります。それよりも「あなたの所属する開発チームの全メンバーが、同じ夜にそれぞれまったく無関係の事件で全員オオカミに殺されてしまう」可能性のほうがよっぽど高いことでしょう。

Pro Git - Pro Git 6.1 Git のさまざまなツール リビジョンの選択より引用



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このページは、iwazerが2011年6月 1日 12:46に書いたブログ記事です。

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