WEB+DB vol38

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引き続き、WEB+DB PRESS Vol.38について。

連載系が一新していたのでチェックしてみると、「スケーラブルWebシステム工房」が良い。
前号(vol37)の第二特集「Linuxロードバランサ構築・運用ノウハウ」と同じ著者による連載で、今回はWebサーバ以外も負荷分散してみようというもの。例はMySQLのスレーブ参照の負荷分散構成とSMTPのホット・スタンバイ構成。

内部ロードバランサというのが新しいですね。コストが安いLinuxロードバランサを使って内部の負荷分散にも使ってしまう。ロードバランサ自体も当然、冗長化することによって全体的に障害に強くできそう。

現在私は、とあるベンチャーで人がいないため、本職ではないがサーバの運用・管理も一手にやっています。経営者が保守的(ベンチャーなのに(笑))なので、IDCの共有F/W、ロードバランサと、IDCからレンタルしたLinuxサーバ上にシステムを構築していて、まぁ楽チンではあります。ただ、どこもそうだと思いますが、そう遠くない将来に、まずDBサーバがボトルネックになりそうです。そのときは是非とも上を説得し、Linuxロードバランサでスケーラブルなスレーブ群にしようと思います。

まぁ、MySQLのレプリケーションの更新遅延などを見越した修正/改善がインフラとは別にアプリケーションにもも必要ではありますが。

SMTPのロードバランスについては、本稿で著者もちらっと述べてますが、ロードバランスよりも、メールサーバの設定自体に難しさがある。



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このページは、iwazerが2007年4月29日 18:08に書いたブログ記事です。

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