2003年11月20日

陋巷に在り

陋巷に在り〈12〉聖の巻
陋巷に在り〈13〉魯の巻
酒見賢一著 購入

amazonから届きました。

この作家はデビュー作?の後宮小説でファンになりました。墨攻マンガの方が有名ですね。

そして、この「陋巷に在り」ですが、11巻が2000年9月に出て、すぐ買って読んでました。なぜ12巻を今頃買っているかというと、実は(奥付によると)2001年9月に出ていたのになぜか、渋谷の三省堂書店(ここは東急文化会館内で現在取り壊し(改装?)中のためもうない)で売ってなかった。毎日楽しみに待っていたから間違いありません!11巻までは平積みで推奨だったので油断していました。多分、担当者が変わったか何かして入らなかったんでしょうなぁ。そんなわけで、しばらく忘れていたのですが、amazonで検索してみると13巻まで出ている上に完結らしいです。まぁ、面白い話をまとめて2巻も読めるのでイイんですが…

投稿者 iwazawa : 2003年11月20日 23:31
コメント

かなりタイムラグなレス(いわゆる亀レス)ですが…

酒見賢一は第一回ファンタジーノベル大賞受賞が
メジャーデビューではなかったかと。アニメ化さ
れて第一生命プレゼンツとして「雲のように風の
ように」になりましたね。当時中学生だった私は
ビデオの録画を忘れて涙に暮れたものです。

そして15年後にはWi○nyのおかげでそれを目にす
る事が出来たので良かったですが…

知らない内に歴史大河を書いていたんですね。
ただ…あの表紙の絵はどうなのよ?と小一時間問
い詰めたい。何かマンガ家志望少年が書いたよう
なレベルではないすか?どうなんでしょ。

Posted by: sleepy boy : 2003年12月11日 17:59

「雲のように風のように」は面白かったですね。
文学賞めった切り!によると、

「この賞のレベルの高さは、第一回大賞作品の酒見賢一『後宮小説』(*1989)が基準になってるからこそ保たれているんじゃないかとも思うんですよね。」

なんつー、すばらしい評価です。私もそう思います。(でもリングは別です)

「陋巷に在り」の表紙は諸星大二郎という漫画家です。
好き嫌いはあるかと思いますが、私は非常に好きで、結構持ってます。一押しは「孔子暗黒伝」デスよ。

Posted by: iwazawa : 2003年12月13日 00:14
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